もっと知りたい!ゴムのこと | 2009/03

もっと知りたい!ゴムのこと  2009/03

ゴムの硬度

皆さんはゴム製品の硬さ(硬度)はどのようにして決めますか?手元にサンプルになるものがあれば良いのですがサンプルになりそうなものが無いときは何を基準に硬さを決めればよいのでしょうか?

ゴム硬度の規格は実は数種類あり、あまり分かりやすくありませんがここでは単位として「HS」を使用します。

まず一番一般的なゴム硬度は「70HS」です。この硬度は規格品Oリングに最も多い硬度です。イメージとしては「自動車のタイヤ、ホームセンターで売っているパッキン類」と同等の硬さとなります。

次は硬度「50HS」。少し柔らかめの硬度となります。イメージは「消しゴム」と同等の硬さです。この硬さも割と多くイメージはし易いのではないかと思います。

硬度「30HS」は難しいですがイメージは「マウスパッド(柔らかい)」でしょうか。一般的に使われているゴム硬度で一番柔らかいゴムといえばこの30HSとなるのですが実はもっと柔らかいゴムが存在するのです。。。

硬度「10HS以下」。ほとんどゲルのような硬さです。イメージはずばり「ゲル」。ハンドリングが大変なくらいの硬さでゴムでこの硬さが出来るとご存知の方は少ないでしょう。

逆に硬いほうでは硬度「90HS以上」はどうでしょうか?イメージとしては「硬質プラスチック」でしょうか。硬度90HS以上になると『これがゴム!?』と思うくらいにカチカチです。それでもゴムの特性である弾力性を保持しており強度もかなりあります。

ゴムの硬さをどうしようと思ったときには専門のゴム業者にお問い合わせください。最適なゴム硬度をご提案していただけると思います。
ゴムパッキン|2009/03/31 Tue

マスキングのゴム治具で生産性、品質をアップ!②

前回の続きです。

現在マスキングのゴム治具を使っている方も、下記のようなお悩みはないでしょうか?

・形状や寸法を少し変えたいのだがどのように変えたら良いのだろうか?

・形状案や寸法案はあるのだが同時にコストダウンは出来ないだろうか?

・材質を変更してでももっと耐久性を持たせたい

現在マスキングゴムをお使いの方は既存でゴム業者とお取引されていると思います。まずはそちらでお聞きすることが良いのですが、もし色よい返事が無かった場合には別の業者を探さなければなりません。

弊社にもそういったご相談が多数あり、ご相談内容をお聞きして色々とご提案させて頂いております。現行品を立ち上げる際にかなりご苦労されたことと思いますが時代の進化もあって現在はもっと良い方法があるかもしれません。

特にマスキングゴムは価格と耐久性のバランスが重要です。耐久性は材質と形状、寸法のそれぞれでどこをどの項目で抑えるのかがポイントとなります。弊社にご相談頂ければ徹底的にヒアリングをさせて頂き良いご提案をさせていただきますので是非一度ご検討ください。
ゴムパッキン|2009/03/30 Mon

マスキングのゴム治具で生産性、品質をアップ!

御社ではメッキ工程や塗装工程のマスキングをどのようにしていますか?1個1個マスキングテープを貼っている?樹脂で治具を作って対応してる?

メッキ加工や塗装工程ではマスキングのゴム治具を使います。ゴムの特性である伸縮・弾力性、耐熱・耐溶剤性がマスキング治具に最適なのです。ゴム治具がメッキや塗装の出来栄えを左右することもあります。

ゴムの伸縮・弾力性によってしっかりとマスキングをしたい部分をカバーし、またはめ込み性も抜群で作業工数の削減にも役立ちます。ゴムの耐熱・耐溶剤性によって高温化の特殊溶剤にも耐久性を確保しながら対応できます。

弊社ではマスキングしたい部分や相手側の形状、メッキや塗装の種類などでどのようなゴム材質がよいかを選定し、また形状や寸法もどのようにしたら効果的にマスキングできるのかをご提案致します。

ゴムの材質を最適化することで耐久性や工数削減が可能となり、形状や寸法を最適化することでクオリティがアップします。ただ、マスキングが必要なお客様はゴム業界をあまりご存知ないかたが少なくありません。マスキングにご苦労されている方は一度検討をしてみてはいかがでしょうか?
ゴムパッキン|2009/03/28 Sat

ゴム押出成形品②

昨日もご紹介した押出成形品ですが、今日はどのような材質が出来るのかをご紹介しましょう。

1.シリコンゴム(ソリッド・スポンジ)

まずはシリコンゴムです。押出品としては一番一般的なのではないでしょうか。ソリッドと呼ばれる通常のゴムで押出した製品とスポンジ(単発泡、連発泡)とがあります。また、色彩も調整しやすい材質なのでカラフルなものが必用であればシリコンゴムがぴったりです。このほか、難燃性シリコン、高引裂きシリコン、耐熱シリコン(230℃)などが可能です。

2.合成ゴム(ソリッド・スポンジ)

合成ゴムは、EPDM、CR、NR、ブチルゴムなどなどいろいろありますがこれにもソリッド品とスポンジ品があります。自動車関連、電子機器関連、建設関連など幅広く使用されています。

3.ふっ素ゴム(ソリッド)

弊社のお勧めがこれです。ふっ素ゴムの押出し品を取り扱っているところは少なく、またコスト的に高価なところが多いのですが弊社は独自の提携でコスト的にも安価なご提案が可能です。例えばシリコン押出し品を温度環境250℃で使用していてパッキンの持ちが良くない場合、ふっ素ゴムであれば飛躍的に耐久性が向上します。パッキンの価格はシリコンよりも高くなりますが耐久性が向上することによってトータルコストを抑えることが可能です。また耐薬品性を必用とするところに使用する扉パッキンにはふっ素ゴムが最適です。他の素材では対応できない薬品・溶剤までふっ素ゴムは対応可能としています。

窓枠パッキンや扉パッキンなど押出し成形品が活躍する場所はいろいろとあります。ただ、材質が適正に選定されているかというと疑問を感じることがあります。押出し成形が出来るメーカーは非常に少なく、メーカーによってできる材質が限られているのも影響しているのかもしれません。こんな材質で押出し品ができないかなぁ?というお問い合わせお待ちしております。
ゴムパッキン|2009/03/27 Fri

ゴム押出成形品

食品機器の扉パッキンや各種設備の窓枠パッキンなどは押出成形でチューブ状に成形したものをその枠形状に形を合わせてつなぎ箇所を接着し製作します。

材質的にもEPDM,NBR,NR,CR,SBR,ブチル、シリコン、ふっ素、シリコンスポンジなどなど様々なものが出来ます。また色彩も色々と出来ます。

例えば現行シリコンゴムを使用していて耐熱性をもっと上げたい場合にはふっ素ゴムで同形状を製作してみてはいかがでしょうか?逆に現行シリコンゴムで耐熱性はそこまで必要ないのでコスト的にもうちょっと何とかしたい場合はEPDMで渡来してみてはいかがでしょうか?

押出成形品は小ロットの場合に非常に高価になってしまうことがありますが弊社では他社と比較して非常に安価に試作トライも行えます。なかなか思うようにいかないこと(材質変更や試作費用などなど)もシールパッキン.COMにお問い合わせください。
ゴムパッキン|2009/03/26 Thu

シリコンゴム(シリコーンゴム)

シリコンゴム(本来はシリコーンゴムと言います)には実に様々な種類があります。例えば、耐電気特性シリコンや食品衛生適合シリコン、高強度シリコンや耐スチームシリコンなどなど。。。

シリコンゴムは耐熱性が優秀(200℃)で、また耐寒性(-50℃)も良く、耐水性、圧縮復元力にも優れています。一方で機械的強度(裂けやすい)や耐摩耗性に弱く、熱水で加水分解しやすい、薬品やオイルは使用用途が限定的などの弱点もあります。このシリコンの弱点を補ったバリエーションが多数展開されているのです。

ですから色々と調べて『シリコンゴムは機械的強度が弱いから別の素材を選定しなければならない』と思われているお客様も案外、シリコンゴムで対応できてしまうことがあるのです。

シリコンゴムは様々なメーカーから様々な種類が出ていますので信頼のおける業者に問い合わせて確認することをお勧めします。
ゴムパッキン|2009/03/25 Wed

WBCの盛り上がりの中で

WBC(ワールドベースボールクラシック)が非常に盛り上がっています。昨日はアメリカにリベンジを出来て、今日、決勝で韓国と対戦です。がんばってほしいですね。

私は野球をやっていなかったので見るのが専門ですが侍ジャパンの選手たちのプレッシャーは想像を絶するものでしょう。特にイチローに対して、メディアを始め国民の期待は半端なものではありません。

イチローは皆が期待する結果はなかなか出ていないのですが、私はリーダーとして侍ジャパンを引っ張っていると感じます。自身が春先で調子が上がらない状態でも、どうにかしてチームに貢献できないものかという気迫も感じます。

会社では経営者は会社の方向性を決めます。全員がその方向性に向かっていくには野球と同じようにリーダー次第と言っても過言ではないでしょう。リーダーの言動によって部下たちの動きがぜんぜん変わってきます。部下を引っ張っていくリーダーシップというのは簡単ではありませんが、厳しいプレッシャーのなかでどうしたらチームを引っ張っていけるのかを世の中のリーダー達はイチローから学ぶ必要があると思います。その答えを彼は体現しているように感じました。
経営・工場|2009/03/24 Tue

セカンド・オピニオン

ゴム製品には、パッキンやガスケットのシール材だけでなく、防振ゴムや穴埋め目的のグロメット、外観部に使用するカバー類など実に様々なところに使われています。中には金属などと接着成形(インサート成形)するものもあります。

・少量だが精密なゴム製品が必要
・そこそこ数量はあるのだが単発か、リピートになるか分からない
・まずは、形状確認をしたいのだが、同時に耐久試験も出来ないものか

こんな時にどういう製法でゴム製品を作れば良いのか迷う事と思います。もちろんゴム専門業者にお聞きするのですが、セカンドオピニオン的に弊社に問い合わせがあることがあります。この時一番重要なのはお客様が何を重視しているかを確実に理解することです。

品質をどのレベルまで期待し、コストをどれ位に抑えたいのか、また、納期はどれくらいで考えているのか、QCDをどんなバランスで提案できるのかが重要です。もちろんQCD全てにおいて極限まで追求することが理想なのですがモノ作りにおいて重要なのはバランスです。

よくよく聞くと業者からかなりオーバークオリティな提案を(かなり高価な価格で)受けていたりするお客様もよくあります。自社の業者が言っていることがどうか、と思ったときには他の業者に問い合わせてみることも大事なことだと思います。
経営・工場|2009/03/23 Mon

耐熱性のゴムパッキン

耐熱性のゴムパッキンと一言でいっても様々な材質があります。耐熱性だけで良いとおっしゃられる場合は使用環境温度で材質を選べば良いのですが、その他で、耐油性や耐溶剤性、耐塩素水性や耐オゾン性などなど、使用環境に複数の要件がある場合はその要件に合わせた材質選定が必要となります。

まず、耐熱レベル別の材質は下記になります。
(温度は限界温度で表記します)

300℃ ⇒ パーフルオロエラストマー(パーフロ、カルレッツ)

250℃ ⇒ ふっ素ゴム

200℃ ⇒ シリコンゴム

160℃ ⇒ アクリルゴム

140℃ ⇒ H-NBR、EPDM、ブチルゴム

120℃ ⇒ NBR

100℃ ⇒ CR、ウレタンゴム

80℃  ⇒ 天然ゴム

※ この一覧はあくまで目安です。ご使用の際にはお客様にてご確認ください。

ゴムの耐熱性だけですと割と分かりやすい選定が出来るのですが、その他要件が複数となると、とたんに難しくなります。

耐熱性+耐油性

CR(耐熱100℃)、NBR(耐熱120℃)、H-NBR(耐熱140℃)、アクリルゴム(耐熱160℃)、ふっ素ゴム(耐熱250℃)

耐熱性+耐溶剤性

H-NBR(耐熱140℃)、EPDM(耐熱140℃)、ブチルゴム(耐熱140℃)、ふっ素ゴム(耐熱250℃)
※耐溶剤性はその溶剤によって選定材質が全く変わりますのでご相談ください。

耐熱性+耐塩素水性

EPDM(耐熱140℃)、シリコンゴム(耐熱200℃)、ふっ素ゴム(耐熱250℃)
※耐塩素水性は塩素濃度によって配合を変更しますのでご相談ください。また、近年ではシリコンゴムは熱水で加水分解し易いことから塩素水の耐性はあっても使用することは少なくなっています。

耐熱性+耐オゾン性

CR(耐熱100℃)、EPDM(耐熱140℃)、ブチルゴム(耐熱140℃)、シリコンゴム(耐熱200℃)、ふっ素ゴム(250℃)

※ 上記はあくまで目安です。ご使用の際には必ずお客様にてご確認くださいませ。


組み合わせる要件で材質選定は非常に難解なものとなります。当たり前の話ですが、要件が3つ、4つと増えれば増えるほど選定の巾が狭く難しくなりますので、信頼の置ける業者選定も大事になってきます。
ゴムパッキン|2009/03/21 Sat

特殊サイズのビニールテープ

生産ラインや工場内で使うビニールテープ。よくあるサイズは巾20㎜と50㎜などですが、これの特殊サイズがあったらと思ったことはないでしょうか?

弊社のスライス技術を使ってビニールテープを特殊なサイズでカットすることが出来ます。巾の最小は1㎜~で今後は弊社独自の規格サイズを取り揃えていこうと考えています。

また、ビニールテープだけではなくその他のテープ類もカットが可能ですのでお客様からのご依頼で様々なものをスライスカット致します。守秘義務もあるので詳しくは書けないのですが意外と色々な利用方法があるようです。

お問い合わせを頂ければご提案やサンプルカットも可能ですので、まずはお問い合わせを!
経営・工場|2009/03/20 Fri
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