もっと知りたい!ゴムのこと | その他

もっと知りたい!ゴムのこと  その他

安心提案

Tブです。


お盆休みも遥か昔のように感じていますが

まだまだ暑い日が続いていますね。



さてさて、

お客様からのお問い合わせで多いもののなかで

「〇〇に使うんだけど、〇〇に強いゴム無いかな~」

と言うものです。


ピンポイントであれば、何かに特化して耐性のあるものを

ご提案させて頂くことは、さほど難しいことでは御座いませんが

数種類の耐性を要すゴムになると、

マッチングすることが困難な場合も御座います。


比較的安価で使いやすく、最近よく使われるものですと

前記事でご紹介させて頂いておりますEPDMになります。

他に価格は高いですが

一般物性では他の種類のゴムより多くの耐性に優れているゴムで

フッソゴム(FKM)が御座います。

一般的には耐熱・耐薬・耐油・耐オゾン・耐候・耐老化・耐炎性に

優れています。

逆に弱みとしては耐寒性にとぼしく、比重が重いことでしょうか。

何より材料単価が高いことも弱みですね。

一般的価格のゴムと比較すると

数十倍から数千倍のキロ単価のものがあり、

なかなか選定しづらい材質と言えるでしょうか。




シールパッキン.comでは

お客様の使用用途を詳細にお聞きし、

オーバースペックのご提案でなく、お使い頂き易く、

使用環境、スペックに合った材質・製品を

より安価な製造方法でご提案させて頂いております。
その他|2014/08/27 Wed

体制強化

こんにちは。
スタッフRです。

梅雨もあけ、7月ももう終わりに近づいています。
月末です。今月も月末でバタバタしております。

弊社には本社工場と成形工場がありまして
少し前から体制強化のために
成形工場から本社工場にスタッフが移動してきております。

体制が変わる時は一時的に労力がかかります。
今は大変なときかな、という感じです。
ただ、いい方向に向かっているのは確かです!!


今後はきっと、新しいスタッフがこのブログにも
少しずつ顔出すと思いますので
皆様、楽しみにしていてくださいね♪

     ☆スタッフR☆
その他|2014/07/28 Mon

二次加硫

ゴムには二次加硫という工程があるものがあります。

主にシリコーンゴムに対して行う工程です。

目的としては、低分子量シロキサンがゴム成分内に残留してしまう

のですが、これを高温で長時間加熱処理することにより、

揮発させゴム成分の中から除去をする工程なのです。

これらは、シリコーンの原料であり、

オイルや加硫ゴムなどのシリコーンゴム製品となった後にも微量に

残ってしまうものです。(不純物ではありません)

使用用途によっては厳しく管理を求められるケースもありますが

材料メーカーの推奨の条件にて揮発させることによって

問題なくご使用頂ける状態にして出荷させて頂いております。

他の材質でも(フッ素ゴム、アクリル、H-NBRなど)

必要な材質もありますし、加硫方法によってはEPDMなどでも

二次加硫が必要なケースもあり得ます。

物性を安定させるためや、きつい匂いを飛ばすためであったり

いろいろな用途で利用することもあります。

時間は1時間~4時間程度が平均ですが、

長いものですと24時間入れるようなケースもあります。

いろんなサイズの釜がありますが
こちらはシリコーン用で小さ目のものです。

釜1

こちらは大き目の釜です。
弊社ではフッ素ゴムや、過酸化物加硫のEPDMなどを
いれております。

中身1

ゴムにはいろんな工程がありますので

いろいろ紹介して行きたいと思います。    K.O
その他|2014/07/21 Mon

ゴム耐熱

Tブです。


台風8号が東海地方にも近づいています。

沖縄、九州では被害もでているようなので

皆さん充分に警戒し、お気を付け下さい。




さて、今回は耐熱について・・・

そもそもゴムは、それほど熱に強くないもの。

熱によって架橋、硬化しますが、

ある一定の温度を超える熱により分子の鎖は劣化し切断され、

軟化したり、機械的性質が低下し、変形し形状を保てなくなってしまうからです。


ゴムの種類によって耐熱温度は異なりますので、

使用温度環境によっての材質選定が必要です。


耐熱温度には、

耐熱限界温度 と 耐熱安全温度 と言われる2分類があり

・耐熱限界温度は… 短時間で物性を損なうことなく耐える温度。

・耐熱安全温度は… 使用される環境下で物性を損なわず連続して使用可能な温度。

となっています。


また、熱に関わるもので

難燃の規格があり、その尺度として規定の試験方法により

UL94 と言われるものがあり

94-V0、94-V1、94-V2、94-HB 

の(優れたものから)順に等級わけされます。



耐熱・難燃ともに、ご使用の環境をお聞かせ頂き

より良いご提案をさせて頂きます。

お気軽にお問い合わせ下さい。
その他|2014/07/10 Thu

W杯

こんにちは
スタッフRです

みなさん、見てますか?W杯(*゚▽゚*)!!
地球の裏側で行われているので
寝不足、という方も多いのではないでしょうか

私は…残念ながら
あまりリアルタイムでは見られていません

そんな中、今日はギリシャとの試合が朝7時から!
これは見るしかない、ということで
いつもより早く出勤してスタッフ数人で観戦しました☆
途中までですが…

やっぱり、一人で見るのとみんなで見るのとは違いますね♪
朝から緊張で肩に力が入ってしまいどっと疲れが出ましたが
大勢で見ると楽しさ倍増ですね

結果は残念ながら引き分けでしたが
小さな光を信じましょう!

次回は是非とも、ダイコーゴム製のボールで( ̄ー ̄)ニヤ...

          ☆スタッフR☆
その他|2014/06/20 Fri

ゴムって

Tブです。

東海地方も梅雨入りし

はっきりしない天気が続いていますね

このジメジメの暑さなんとかなりませんかね~




次回につづき

ゴムって一言で言ってますが何なんだろ~?

その2です。


皆様が日常で触れることが多いゴムというと

タイヤや輪ゴム、消しゴムでしょうか?



タイヤは道路との摩擦に耐えるため、

様々な工夫がなされていますが、基本中の基本の薬剤として

カーボンブラックというものが多量に混ぜ込まれています。

ブラックというだけに真っ黒な粉で、補強剤です。

これを入れることで黒くなり、ゴムが強くなります。


輪ゴムは天然ゴムで出来ているものが主流ですが、

天然ゴムは一般的に耐摩耗性など力学的性質が良いとされています。

長期間、一般環境で保管しておいたものを

伸ばすと切れてしまったりすると思いますが、

これは、耐オゾン性に劣ることによるものです。



消しゴムも、

むか~し昔は天然ゴムで作られていたことがあったようですが、

現在ではゴムのような樹脂製のものが主流でしょうか。



使用環境によって様々な種類のゴムが御座います。


シール・パッキン.comでは

お客様のご希望やご相談に合ったゴムを

ご提案させて頂いておりますので、

お気軽にお問い合わせ頂けますと幸いです。
その他|2014/06/09 Mon

たまにはみんなで

スタッフKです。

先週の土曜日に超久しぶりの社員旅行に行ってきました。
ちゃんとした社員旅行は・・・4~5年ぶり?
日帰りのバス旅行で近江八幡を散策したり、
電動ろくろを回して陶芸体験・・・なんてのをやってきました。

普段はがっつり仕事をして、その後がっつりと息抜きをする、
というオンとオフの使い分けをすると休みの後の仕事も
また捗るっていうもんです。

普段仕事の中では出来ない会話とか行動とか、
色んな楽しみ方があったんじゃないかな、と。
ここでのコミュニケーションが仕事にも生かされてくると良いですね。

さて5月ももう終わりなのですが6~7月は非常に忙しくなりそうです。
製造部は社内的な歩留まりを上げつつ、今は老朽化している
機械や設備の修理・買い替え検討なんかもやっています。
新しい物を買うにはお金が必要・・・必要なお金は自分達で作る、
こういった事にも社員全員が目を向け始めたのは良い事です。

やっぱり良い機械で安全に仕事をしたいですからね。
しっかりと仕事をして色々と良い物を揃えていきたいものです。
その他|2014/05/28 Wed

コミュニケーション 大事です

こんにちは
スタッフRです

先日、社員旅行に行ってきました
ダイコーゴムでは久しぶりの社員旅行
私は初の社員旅行でした

近江八幡に行ってきたんですが…
大事です、コミュニケーション

製造部は特に、つながりが大事だなと思います
自分のことだけではなく、広い視野で
周りのこと、つながりを気にかけることが必要です

もちろん社内でのコミュニケーションも必要ですが
仕事から一歩離れたところで関わると違った一面が見えて
仕事でのコミュニケーションがとりやすくなったりします

そんなにアクティブじゃないイメージの人がはしゃいでいたり
普段そんなに笑わないイメージなのによく笑っていたり


私もまだまだ視野が狭いので、もっと広い視野で
まわりとの繋がりを意識できるようにならなければ

6月、7月はおかげさまで忙しくなりそうなので
協力体制強化で!!!


                ☆スタッフR☆
その他|2014/05/26 Mon

ファシリテーション

こんばんは
スタッフRです


今期、全社員いろいろなセミナーを受けに行くのですが
先日、ファシリテーション研修というセミナーに行ってきました。


そもそも、ファシリテーションとは…??

ファシリテーションとは
会議やミーティングなどが円滑に行われるように
中立的な立場から支援を行うこと
または、そのための手法や技術のことをいいます

そして、その役割を担う人をファシリテーターと呼びます
潤滑油的な役割ですね


会議って、結構な経費がかかってるんですよ
というところから、会議進行のコツまで
ファシリテーションという言葉は聞いたことがあったものの
恥ずかしながら、詳しくはあまり知らなかったので
2時間のセミナーはあっという間でした

会議と一言で言っても
経費に見合う価値がある会議かどうか…
弊社の会議でも『ファシリテーション』
使えるところがありそうです


さて、明日からゴールデンウィーク!!
と言う方も多いのではないでしょうか(^―^)♪

ダイコーゴムも、10連休!!…ではないですが
4/26~4/29、5/2~5/6の間、お休みを頂きます

4/30、5/1は営業いたしておりますので
ご相談、ご注文、お待ち致しております☆


              ☆スタッフR☆
その他|2014/04/25 Fri

ゴムの歴史

Tブです。

少し前のブログで花粉症が知らないうちに治ったと

お知らせしましたが・・・

ウソでした<(__)>

花粉症MAXです!!





さてさて、

皆さんゴムの歴史って知ってました?


商業的な人として始めて知ったのはコロンブスらしいですね

新世界を探す2度目の航海の途中1493年にゴムの木の樹液を固めたボールで

遊ぶ原住民を見つけたそうです。


このゴムの木の樹液をラテックスと呼び、

これを固めてできるものが生ゴム(天然ゴム)と呼ばれています。


コロンブスの発見から長~い年月を経た1839年に

チャールズ=グッドイヤーというアメリカ人が

ゴムを固める方法(加硫方法)を発見したそうですが、

偶然の産物だったようです。


天然ゴムはイギリスが独占していたところ、

ドイツやアメリカなどの他国が現在でも多く使用されている

合成ゴム(石油化学で作られるゴム)NBRやSBRを開発しました。

こちらの歴史は天然ゴムよりもず~~っと浅い1900年をずいぶん過ぎた頃だった

ようです。

そして、1950年代になってやっと世界的な輸出により、

各国での開発が盛んになったことにより近代ゴムへと発展していきました。

そのなかでもEPDMは革命的な合成ゴムであったと言われています。


古くは300万年ほど前のゴムの木の化石も発見されており、

原住民の遊び道具から始まり

様々な国で様々なゴムが開発され現在に至るのです。



こういった先人達のおかげで、ゴム製品は分野・用途が多岐にわたり

種類の多さからも、代替がきかない材料と言われており、

生活のあらゆる場面に使われています。
その他|2014/04/11 Fri
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