もっと知りたい!ゴムのこと | ゴムの一般公差について

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ゴムの一般公差について

ゴムの製作のご依頼を頂く際に

寸法公差のご指示を頂くことがありますが

図面等で指示される寸法とまったく同じ寸法のものを作ることはできないため、

指示寸法と実際に作られた製品の寸法との間に誤差が生じます。

一般に、この誤差は使用上問題ない範囲、つまり許容差として製品ごとに決められてい

ます。

たまに、寸法公差規格JIS B 0405を適用した図面を頂くこともありますが

こちらは金属加工を想定して使われることが多く、ゴムなどにも

適用しても良いと受け取れる書き方をされているので間違いではないですが

実際には金属などと性質が違い、ゴムはこの規格内では管理することは

妥当ではないと考えております。

そこでたいていのゴムメーカーでは

工業用ゴム製品寸法公差表(ドイツ技術者協会:VDI-2005)というものを

参考にご対応させて頂いております。

この中の中級や一般交差となっているものがゴムの切削加工の標準とすることが

多いです。ゴムの金型成型の場合ですと、精級や1級という項目を目安とします。

後は、製品形状、材質、要求事項、使用環境などをヒアリングの上で

ゴムメーカーの技術力や熟練度などによって、お打合せの上でご対応できる

範囲もございます。


弊社でも出来る限りのご対応、ご提案をさせて頂きますので

よろしくお願い致します。
                       K.O
ゴムパッキン|2016/12/13 Tue
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