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ゴムの耐性

こんにちは!代表の久納です。



ゴムという素材は単体で様々な性能、機能を保持する特殊な素材です。



なのでお客さまから『耐熱150℃で圧縮永久歪率の少ないゴムパッキンが欲しい』とか『耐オゾン性に優れ、耐油性も兼ねたゴムは何?』とか『耐摩耗性に優れてて、尚且つ摩擦力の少ない素材ってある?』といったお問合わせがよくあります。



という訳で今日はゴムの耐性についてお話しをしたいと思います。




まず、耐油性を必要とされるところに最も使われている素材は『NBR』です。



一般的に使用される規格品Oリングの素材がこれです。



ただしNBRは耐オゾン性が弱く、屋外での使用はお勧めしません。※耐オゾン性:空気に触れるところに置いておくと劣化=ひび割れすること





圧縮永久歪率も良好でガス透過率も低い(ニトリル量による)ため、空気に触れない場所での使用であればパッキンに最も適した素材とも言えます。





NBRには水素を添加した『H-NBR』という素材もあり、通常のNBRと比較してより高温に適した素材になっています。




また、このH-NBRは耐摩耗性にも優れており各性能を高次元でバランスさせた最も高性能なゴム素材の中のひとつです。



難点は。。。。価格とバリエーションの少なさでしょうか。





他にもいろいろな素材がありますがまた次の機会にお話します。





それではまた来週!
ゴムパッキン|2012/10/05 Fri
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