もっと知りたい!ゴムのこと | ゴムの選定(耐熱性について)

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ゴムの選定(耐熱性について)

皆さん、こんにちは!


代表の久納です。


ゴムの耐熱性能ってどの程度なのか?というご質問をよく受けたりします。



素材によって違うので一概には言えないのですが大体下記のようなイメージでお答えします。

NBR   120℃
CR   100℃
EPDM  130℃※過酸化物加硫は150℃
シリコン200℃
フッ素 250℃※三元系は若干落ちる
アクリル160℃
ウレタン100℃
パーフロ280℃
※これらは保証値では御座いません


ただ、ご使用環境に相当左右されますので、その辺りのことをお聞きしています。


例えば、湿度が高いor低い、薬品やオイルに浸かる、常に空気に触れるor触れない、です。


また、一番お聞きしたいのがどのレベルの耐久性を求めているのか?です。

1年持てば良いのか、10年持てば良いのか、で全くご提案する素材やコストが違ってきます。



この辺りを加味してどの素材を選定したら良いのかがメーカーの腕の見せどころです。



お客さまによってははっきりと使用環境が定まっていらっしゃらない場合もありますので推測値で進めていかなければなりません。



営業は特にこの辺りを即座に回答できるよう日々努力しています。



今回は耐熱性のお話でしたが、耐薬品性、耐油性、耐候性、耐寒性、などなど様々な条件下のなかでゴム部品は使われています。


お問合わせ頂く中で現状使っていらっしゃる物があまりにもオーバースペックな素材を選定されていらっしゃる場合も多いです。



是非とも信頼できるメーカーにお問合わせされることを強くお勧め致します。



それではまた来週!
特殊ゴムパーツ|2014/04/10 Thu
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