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耐摩耗性のゴム

こんにちは!代表の久納です。




今日はゴムの耐摩耗性についてお話しします。




検索エンジンで『ゴム 耐摩耗性』と入れるとウレタンゴムというゴムが、ゴムの中では耐摩耗性に一番優れると書いてあります。





たしかにウレタンゴムの耐摩耗性はゴムの中でも随一で、摩耗性能を要求される様々な箇所に使われています。


またウレタンゴムの中でもドイツ製の”ブルコラン”という商品はかなりの耐摩耗性能を誇ります。(どれ位の違いがあるか気になる方は検索してみてください)



ただし、耐摩耗性の要求に加えて、耐熱性、耐水性、耐油性、耐スチーム性、などなどの他の要求がある場合は注意が必要です。




ウレタンゴムは耐摩耗性能はゴム随一ですが、上記の特性はあまり強くありません。



例えば、環境温度130℃の中での耐摩耗性、や、常時水(油)に浸かる、もしくは常時水(油)が掛かる環境での耐摩耗性、はたまた高温高湿下での耐摩耗性、などという要求値が必須であればウレタンゴムは選定から外れます。※別のご提案できる配合がありますので詳しくはお問合わせください





また、規格品のゴムシートから切削で作る場合も要注意です。

数量が少なければしょうがない場合もありますが、切削品は金型成形品と比較して耐久性能は落ちるので求めている耐摩耗性に達しないこともあります。




どんな要求値がある場合でも同じなのですが、ゴムは弾力性が特徴の素材ですので他の素材と比べると耐久性(ライフ)は短いのです。そこを考慮に入れてどのようなご提案をするのかはお客様からのヒアリングが最も重要です。



ゴム部品の耐摩耗性について、出来るだけ高品質で、出来るだけ安価なものを検討されている方はぜひ一度お問合わせしてみてください。



それではまた来週!
特殊ゴムパーツ|2014/07/09 Wed
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