もっと知りたい!ゴムのこと | 二次加硫

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二次加硫

ゴムには二次加硫という工程があるものがあります。

主にシリコーンゴムに対して行う工程です。

目的としては、低分子量シロキサンがゴム成分内に残留してしまう

のですが、これを高温で長時間加熱処理することにより、

揮発させゴム成分の中から除去をする工程なのです。

これらは、シリコーンの原料であり、

オイルや加硫ゴムなどのシリコーンゴム製品となった後にも微量に

残ってしまうものです。(不純物ではありません)

使用用途によっては厳しく管理を求められるケースもありますが

材料メーカーの推奨の条件にて揮発させることによって

問題なくご使用頂ける状態にして出荷させて頂いております。

他の材質でも(フッ素ゴム、アクリル、H-NBRなど)

必要な材質もありますし、加硫方法によってはEPDMなどでも

二次加硫が必要なケースもあり得ます。

物性を安定させるためや、きつい匂いを飛ばすためであったり

いろいろな用途で利用することもあります。

時間は1時間~4時間程度が平均ですが、

長いものですと24時間入れるようなケースもあります。

いろんなサイズの釜がありますが
こちらはシリコーン用で小さ目のものです。

釜1

こちらは大き目の釜です。
弊社ではフッ素ゴムや、過酸化物加硫のEPDMなどを
いれております。

中身1

ゴムにはいろんな工程がありますので

いろいろ紹介して行きたいと思います。    K.O
その他|2014/07/21 Mon
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