もっと知りたい!ゴムのこと | 人を扱うということ

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人を扱うということ

スタッフKです。

3~4月はご注文良も非常に多くバタバタとしていましたが、
5月で少し落ち着き、6月は前準備もある程度出来ているので
ご注文量自体は多いものの、恐ろしくハイペースという事は
なさそうで少し安心しております。

ゴム業界の製造工場では、金型を使ったり、プレス機を使ったり
カットマシンを使ったり、検査機を使ったり・・・など、
所謂機械に頼る部分は多いわけですが、やはりそれを扱うのは
人である事から、完全な自動機以外では人のスキルというものが
生産性や品質に、今の時代も多大な影響を及ぼしています。

よく工程が変更になった時に4M申請という物をするですが、
この4つの中の「人」という部分はかなり重要なファクターです。

お陰様でここ数年ずっと増産傾向にあり、受注量に合わせて
人員の増員を継続しているのですが、土地柄もあって外国人スタッフも
多くなっており、ある程度日本語は喋ってはくれるのですが、
完全な意味での意思疎通というのはやはり言葉の壁もあって
一筋縄ではいかないものです。

しかし伝えられない、伝わらない状態で完璧な仕事が出来るかと
言えばそうではなく、管理者メンバーも、作業者も、
日本人も外国人も常に「どうすればいいのか?」という事を
考えながら仕事をしてくれています。

ダイコーゴムでは他社ではあまりやらない特殊な工程があるのですが、
ここは特に人に頼った作業が組み込まれているので、
教える内容や理解度の把握、製品チェックなどがかかせません。
それはそれは管理する側としては大変な事なのでしょうけど、
教える側、指導する側が自分が納得して、自信を持って
教育するという事が個人的には大事だと思っています。
あやふやな状態では伝わらないし、「教育をした」という事実だけが
先行するようでは、それは管理者が自分の為に「教育を実施した」
という結果だけを作っている事になってしまい、作業者の学びは
多くはないものです。

説明する口調、身振り手振り、相手の反応、それこそ五感を使って
説明をしながら常に頭の中で「今どれだけ理解したか?」を
考えながらやっていく、というのが自分の基礎になっています。

全部全自動の機械にしてしまえばそれは楽なんでしょうけど、
少なくとも私が生きている間は人が作業する工程は
無くならないと思っていますので、やはり教育の重要性というのは
変わらないですし、自社にあった教育の方法、手順なども
もっと細かく作っていく必要があるな、と
今日そんな話を長々としていたので思った事を書いてみました。

それでは。
経営・工場|2018/06/05 Tue
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