もっと知りたい!ゴムのこと

もっと知りたい!ゴムのこと  

含油ゴム

皆さんこんにちは!

代表の久納です。ずいぶんとご無沙汰してしまいました。

ブログ当番目印の招き猫がかなり前から机に置きっぱなし状態。。。

申し訳ないデス<(_ _)>



さて、含油ゴムとタイトルに書きましたが、どんなものかご想像出来ますでしょうか?

そうです。読んで字のごとく、油を含んだゴムのことです。



元々、合成ゴムは石油(ナフサ)から出来ております。

なので合成ゴムには油が含まれています。


しかし油を飽和状態まで含ませると。。。成形後のゴムからジワジワと油が染み出てきます。


これを含油ゴムといいます。

普通ゴムは表面が滑りにくくなっていますが、含油ゴムは油が表面を覆っていてツルツルと滑りやすいので、組み付けしにくいような部品だったり、滑性が必要な個所に使われたりしています。


材質もNBRやシリコンなどある程度の選択肢があるのでご興味ある方はお問い合わせを。



今後はきちんとブログ書いていきマスね(-_-;)


それではまた次回!
ゴムパッキン|2014/10/29 Wed

溢れんばかりの

スタッフKです。

なんか久しぶりのブログですが、相変わらずバタバタと過ごしています。
会社の状況としてはそれ程変わっていないのですが、
それぞれの使命というか役割がハッキリしてきて、
責任感のある仕事をする人が増えてきたのが良いなーと思ってます。

溢れんばかりの仕事もなんとかこなせるようにはなっているのですが、
さすがにちょっと溢れ出しそうな気配もあります。
会社としては嬉しい悲鳴ですが、お客さんへの納品義務を考えると
溢れてしまっては困るので一緒に仕事をしてもらえるパートナーを
営業部に開拓してもらっているところです。

協力会社さん・・・どこかお願いできないかなぁ・・・。

社内のロスも極限まで減らしてキャパの確保、これもまた課題ですね。

まあそんな中10月は久しぶりに会社で懇親会をやる予定が入ってます。
微妙な時期にはなってしまいましたが会社でBBQ。
息抜きもまた必要って事ですね。
経営・工場|2014/09/30 Tue

大人になってからの…

こんにちは
スタッフRです

先日愛知県西尾市にふらっと出かけてきたんですが
そこで落書きだらけの車を発見!!

LINEcamera_share_2014-09-29-07-15-03.jpg

ご自由にどうぞ、という雰囲気満載でペンが置いてあったので
車に落書きする機会なんてそうないと思い
ご自由に、好き放題書かせていただきました!!

大人になってからの~落書き!!!!
結構長い時間書いてました。

この車はその後どうなるんだろう…と思い
近くにいた人に聞いてみたら
「きれいに洗いますよ~」
といっていました。

…好き放題書いてしまってすみません
「ジバニャン」とか、よくわからないのに
流行だからって書いてしまって…すみません

でも、なんだか少し車に親しみを感じました☆

シールパッキン.comのトップページに
「ノスタルジックカーのゴムパーツ」というバナーがあります。
こちらでは、古いお車のゴムパーツの紹介などをさせていただいております。

そちらの「旧車FAN SITE」でも、スタッフがブログを配信しています。
お時間がある方、そちらも面白いのでぜひぜひ覗いてみてくださいね♪

     ☆スタッフR☆
その他|2014/09/27 Sat

安心提案

Tブです。


お盆休みも遥か昔のように感じていますが

まだまだ暑い日が続いていますね。



さてさて、

お客様からのお問い合わせで多いもののなかで

「〇〇に使うんだけど、〇〇に強いゴム無いかな~」

と言うものです。


ピンポイントであれば、何かに特化して耐性のあるものを

ご提案させて頂くことは、さほど難しいことでは御座いませんが

数種類の耐性を要すゴムになると、

マッチングすることが困難な場合も御座います。


比較的安価で使いやすく、最近よく使われるものですと

前記事でご紹介させて頂いておりますEPDMになります。

他に価格は高いですが

一般物性では他の種類のゴムより多くの耐性に優れているゴムで

フッソゴム(FKM)が御座います。

一般的には耐熱・耐薬・耐油・耐オゾン・耐候・耐老化・耐炎性に

優れています。

逆に弱みとしては耐寒性にとぼしく、比重が重いことでしょうか。

何より材料単価が高いことも弱みですね。

一般的価格のゴムと比較すると

数十倍から数千倍のキロ単価のものがあり、

なかなか選定しづらい材質と言えるでしょうか。




シールパッキン.comでは

お客様の使用用途を詳細にお聞きし、

オーバースペックのご提案でなく、お使い頂き易く、

使用環境、スペックに合った材質・製品を

より安価な製造方法でご提案させて頂いております。
その他|2014/08/27 Wed

EPDM(エチレンプロピレンゴム)について

皆さん、こんにちは!代表の久納です。

今回はEPDM(エチレンプロピレンゴム)についてお話ししたいと思います。


ここ最近、様々なところに使われているゴムがEPDMです。



三元共重合体なので、耐薬品、耐候性、耐オゾン性に優れ、比重も軽く、またそこそこの耐熱性も持ち合わせた非常に塚会いやすい素材です。価格はシリコンゴムよりも安価なので量産部品には非常に多く採用されています。


弱点は、耐油には向かず(天然系オイルは別)また機械的強度もそれほど強くはない。



ここまではネットで調べると大体出てきますね。



最近では従来の硫黄を使った加硫方法ではなく、有機過酸化物を加硫剤に使った、過酸化物加硫(パーオキサイド加硫とも言う)という方法あります。


基本的な特性は硫黄加硫と同じなのですが、硫黄加硫と比べて耐熱性の向上(150℃~180℃の高温下でもゴム特性を保持する)や圧縮永久歪率(ゴム試験片に圧縮歪を加えた状態で一定温度で一定時間経過後に圧縮歪を解放し残留した歪)の向上が挙げられます。


最近は自動車向けパッキンに多く使われるようになってきました。



EPDMはゴム硬度もバリエーションが広くて、ゲル状の硬度5HS~プラスチックのような硬さの90HSまで選択できます(但し、30HS以下や80HS以上については対応出来るメーカーは限られます)。


弊社での使用量も直近で1/3以上はEPDMになっています。


EPDMは耐性を特化して採用されることも多くて、特定の耐薬品に特化したものやシリコンに近いくらいの耐熱性を持たせたものなど、メーカーの特徴が出やすい素材でもありますので採用をお考えであればぜひ色々なメーカーに問い合わせてみることをお勧めいたします。

出来たらシールパッキンへお問合わせを(笑)!!


それではまた来週!!
ゴムパッキン|2014/08/25 Mon

一区切り

スタッフKです。

夏の2時間残業スペシャル×3ヶ月もようやく終わり、
成形スタッフは非常にしんどい状況からようやく解放されました。
本当にお疲れ様でしたと言いたいです。

朝も9時を過ぎた頃にはもう暑くなってくるので
今は定時の時間を1時間早めて稼働をし、
少しでも涼しい時間で作業をしてもらうようにしています。

在庫の方はおおよそ想定通りの量を持つ事が出来たので、
これをうまく活用すれば納期に振り回される事のない
生産計画が出来るようになってくると思います。
色んなロスが減ってお客さんにも迷惑をかける事がなくなると思うので
良い体制になってきたのではないでしょうか。

あと数日でお盆休みに入るのでそこまでは気を引き締めて。
お盆はゆっくりと休んでまた明けからはきりっと迎えたいものですね。

今年の後半もまた目標に向けて色々やらないといけないのですが、
製造部の課題は膨大。本当に膨大。
日々スムーズに仕事をこなしていくための仕組みやルール作りが
後半の大きな課題になってくるんじゃないかと思っています。
経営・工場|2014/08/07 Thu

体制強化

こんにちは。
スタッフRです。

梅雨もあけ、7月ももう終わりに近づいています。
月末です。今月も月末でバタバタしております。

弊社には本社工場と成形工場がありまして
少し前から体制強化のために
成形工場から本社工場にスタッフが移動してきております。

体制が変わる時は一時的に労力がかかります。
今は大変なときかな、という感じです。
ただ、いい方向に向かっているのは確かです!!


今後はきっと、新しいスタッフがこのブログにも
少しずつ顔出すと思いますので
皆様、楽しみにしていてくださいね♪

     ☆スタッフR☆
その他|2014/07/28 Mon

二次加硫

ゴムには二次加硫という工程があるものがあります。

主にシリコーンゴムに対して行う工程です。

目的としては、低分子量シロキサンがゴム成分内に残留してしまう

のですが、これを高温で長時間加熱処理することにより、

揮発させゴム成分の中から除去をする工程なのです。

これらは、シリコーンの原料であり、

オイルや加硫ゴムなどのシリコーンゴム製品となった後にも微量に

残ってしまうものです。(不純物ではありません)

使用用途によっては厳しく管理を求められるケースもありますが

材料メーカーの推奨の条件にて揮発させることによって

問題なくご使用頂ける状態にして出荷させて頂いております。

他の材質でも(フッ素ゴム、アクリル、H-NBRなど)

必要な材質もありますし、加硫方法によってはEPDMなどでも

二次加硫が必要なケースもあり得ます。

物性を安定させるためや、きつい匂いを飛ばすためであったり

いろいろな用途で利用することもあります。

時間は1時間~4時間程度が平均ですが、

長いものですと24時間入れるようなケースもあります。

いろんなサイズの釜がありますが
こちらはシリコーン用で小さ目のものです。

釜1

こちらは大き目の釜です。
弊社ではフッ素ゴムや、過酸化物加硫のEPDMなどを
いれております。

中身1

ゴムにはいろんな工程がありますので

いろいろ紹介して行きたいと思います。    K.O
その他|2014/07/21 Mon

ゴム耐熱

Tブです。


台風8号が東海地方にも近づいています。

沖縄、九州では被害もでているようなので

皆さん充分に警戒し、お気を付け下さい。




さて、今回は耐熱について・・・

そもそもゴムは、それほど熱に強くないもの。

熱によって架橋、硬化しますが、

ある一定の温度を超える熱により分子の鎖は劣化し切断され、

軟化したり、機械的性質が低下し、変形し形状を保てなくなってしまうからです。


ゴムの種類によって耐熱温度は異なりますので、

使用温度環境によっての材質選定が必要です。


耐熱温度には、

耐熱限界温度 と 耐熱安全温度 と言われる2分類があり

・耐熱限界温度は… 短時間で物性を損なうことなく耐える温度。

・耐熱安全温度は… 使用される環境下で物性を損なわず連続して使用可能な温度。

となっています。


また、熱に関わるもので

難燃の規格があり、その尺度として規定の試験方法により

UL94 と言われるものがあり

94-V0、94-V1、94-V2、94-HB 

の(優れたものから)順に等級わけされます。



耐熱・難燃ともに、ご使用の環境をお聞かせ頂き

より良いご提案をさせて頂きます。

お気軽にお問い合わせ下さい。
その他|2014/07/10 Thu

耐摩耗性のゴム

こんにちは!代表の久納です。




今日はゴムの耐摩耗性についてお話しします。




検索エンジンで『ゴム 耐摩耗性』と入れるとウレタンゴムというゴムが、ゴムの中では耐摩耗性に一番優れると書いてあります。





たしかにウレタンゴムの耐摩耗性はゴムの中でも随一で、摩耗性能を要求される様々な箇所に使われています。


またウレタンゴムの中でもドイツ製の”ブルコラン”という商品はかなりの耐摩耗性能を誇ります。(どれ位の違いがあるか気になる方は検索してみてください)



ただし、耐摩耗性の要求に加えて、耐熱性、耐水性、耐油性、耐スチーム性、などなどの他の要求がある場合は注意が必要です。




ウレタンゴムは耐摩耗性能はゴム随一ですが、上記の特性はあまり強くありません。



例えば、環境温度130℃の中での耐摩耗性、や、常時水(油)に浸かる、もしくは常時水(油)が掛かる環境での耐摩耗性、はたまた高温高湿下での耐摩耗性、などという要求値が必須であればウレタンゴムは選定から外れます。※別のご提案できる配合がありますので詳しくはお問合わせください





また、規格品のゴムシートから切削で作る場合も要注意です。

数量が少なければしょうがない場合もありますが、切削品は金型成形品と比較して耐久性能は落ちるので求めている耐摩耗性に達しないこともあります。




どんな要求値がある場合でも同じなのですが、ゴムは弾力性が特徴の素材ですので他の素材と比べると耐久性(ライフ)は短いのです。そこを考慮に入れてどのようなご提案をするのかはお客様からのヒアリングが最も重要です。



ゴム部品の耐摩耗性について、出来るだけ高品質で、出来るだけ安価なものを検討されている方はぜひ一度お問合わせしてみてください。



それではまた来週!
特殊ゴムパーツ|2014/07/09 Wed
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